私たちは平成23年6月5日に夢(ドリーム)プラン・プレゼンテーション第1回金沢大会』を開催しました。

そして平成24年6月3日に『金沢ドリプラ2012・春』を、9月30日に『金沢ドリプラ2012・秋』を開催しました。

平成25年は5月19日に春の大会を、10月12日に秋の大会を開催します。

毎年この大会を開催し続けて大人も子供も夢を語り合うことが普通の社会にします。
一緒にこの活動をしませんか?。

手伝いたい・一緒にやりたい・プレゼンターになりたい・・・・

この会に関わりたい方、ご連絡をお待ちしております。

ドリプラ金沢大会実行委員会 
代表 北島洋一


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2010年07月06日

ある講演録 その13


(その12より続く)


ぼくはその話を聞いたときに、

今からでも間に合うからって、4時間かけて作ったんですが、

発表会ではOHPで、ノートに書いたものを映しただけでした。


でも、奥さんと娘さんが来ていて、そして300人分の名刺を手書きで書いて、

お金がなかったので、それを夜なべをして手書きで書いて、

お父さんのために持ってきてくれたんです。


でも、そのお父さんが最後にその手書きの名刺を振りかざして、

自分は家族に迷惑をかけたって話をして、

夢を語ったんです。

小さくてもいいから、リフォームの仕事がしたいって。


その時に会場中からすごい拍手が起きて、

そして、300枚の名刺があっという間になくなったんですね。


その時に僕は人を評価することって、なんて無意味なんだろうって思いました。

なぜなら、その人の過去や、その人のつらい思いや、

その人の全ての過去を知って受け入れたうえでないと、

あの人は何故寝ているんだ、とか、

あの人は何故僕の話を聞かないんだって言えるわけはないって思ったんです。


だから、やった事業とかプレゼンテーションの評価はする。

だけど、その人間の評価なんてまったく意味がない。

何にもその人のことを知らないのに、

全てのことを知った上で、その人はこういう人だっていうのはわかるけど、

ただ寝ている人を見て、ああ、この人はダメな人だなんて、

何で思ってしまったんだろうって恥ずかしくなって、

もう、僕は全ての人を、受け入れようって、

もちろん限界はあるんだけど、受け入れようって気持ちは一生持って生きたいなって。

(その13終わり。次回は最終回、その14です。)


  

Posted by ドリプラ金沢大会実行委員会 at 12:56Comments(0)講演録