私たちは平成23年6月5日に夢(ドリーム)プラン・プレゼンテーション第1回金沢大会』を開催しました。

そして平成24年6月3日に『金沢ドリプラ2012・春』を、9月30日に『金沢ドリプラ2012・秋』を開催しました。

平成25年は5月19日に春の大会を、10月12日に秋の大会を開催します。

毎年この大会を開催し続けて大人も子供も夢を語り合うことが普通の社会にします。
一緒にこの活動をしませんか?。

手伝いたい・一緒にやりたい・プレゼンターになりたい・・・・

この会に関わりたい方、ご連絡をお待ちしております。

ドリプラ金沢大会実行委員会 
代表 北島洋一


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2010年07月02日

ある講演録 その9

(その8より続く)

その条件が厳しければ厳しいほど僕は、起業家が育つと思うんです。

環境が恵まれたらなんでも出来る、じゃなくって、

厳しい環境の中でもきっとなんでも出来るんだろうと思うんです。

で、そこに挑んでもらいたくって、本当に発表者の方々には、

無理難題を、制約条件を、いっぱいつけて、

本当に、なんか、申し訳ないなと思いながら、

この条件を、わがままなくらい、つけさせていただきました。


えー、で、僕は、やっぱりその、人って、何でも教えて教えられた通りに

やるっていうのも、よくないって思っているんです。

その人らしさ、その人の魅力、その人の思い、

それが無ければどんなにカッコ良くても、きっと、

何の意味もないと思うんです。

どんなにうまく行きそうな事業であっても、

その人がその人の人生をかけた、

自分らしさにあふれたものでなければならない。

実はこれが支援をしていて難しいところなんです。

こうしたらいいのにって思うこともあるんだけど、

本人が決めなければならないんです。

だから、本人が納得して、本人が決めて、

もちろん、きっかけは僕らが作るんですけども、

本人が悩んで、本人がその悩みをつきぬけて作ったものでこそ、

人に伝わると思うんです。

だから、悩む時には大いに悩んでもらって、

そして、でも、僕は支援をやめない。

悩んでいる時も、ずっとそばにいるよって。

実は僕はそれが最高の支援って思っています。

僕がきっかけを与えて、本人が見つけて、つかんで、そして形にしていく、

その過程がこれからの人生や仕事に、絶対に必要だと思うんですね。


(その9終わり。その10へ続く。その14で終わりです。)





  

Posted by ドリプラ金沢大会実行委員会 at 19:04Comments(0)講演録

2010年07月01日

ある講演録 その8

(その7より続く)

今日は、9人の方に発表いただきます。

島根県、岩手県、東京、9人の方に発表いただきます。

わずか10分です。

で、10分ですと、説明が出来ないんです。

フォローも出来ないんです。

最高の価値の最高のシーンを見ていただくことしか出来ないんですね。

でもね、たとえば、一流の宝飾のお店の広告なんかは、

ひとつの宝石が、たとえば指輪の一枚の写真があって、

他の商品がどんなものがあるか、全然書いていないんです。

値段も書いていないんです。

でも、見た人が、あー、いいな、これ見てみたいな、って思ってお店に行ったら、

他にもいっぱいいいものがある。

最高のもの一個に関心をもってもらえなければ、

いくら他にいいものがあっても関心を持ってもらえない。

それなら、その最高のもの一個を用意して、準備して、見ていただきましょう。

それが素晴らしいものであったら、きっと誰でも来てくれるようになるからって、

そして、わずか10分だと、もう言葉一つ一つが、

すべて未来につながっていく大事な時間なんです。

10分て、すごい制約時間です。

その中で、一枚の写真でひとつの価値をどうやって見せていくか、それに挑んでくれって言いながら、

今日私は30分も時間をいただいていて、発表者の方には、申し訳ないんですが(会場・笑)。


最高の価値を厳しい条件の中で作って、そして感動を伝える。

価値を伝えられたら、その人はこれからどんな厳しい条件になっても、

きっと道を切り開いていけるって思うんですよね。

だから、あえて、企画書もA4一枚にまとめてくれとか、

いろんな条件をいっぱい出したんです。


(その8終わり。その9へ続く)





  

Posted by ドリプラ金沢大会実行委員会 at 12:01Comments(0)講演録

2010年06月30日

ある講演録 その7

(その6より続く)

たとえば、携帯電話が、こういう機能があって、

こういうところで会話ができます、っていうのが、機能の説明ですが、

体験型っていうのは、その携帯電話を使って、

たとえば、仲の悪い○○さんに、一言謝るっていうことが、

遠くからでもできるんだよって、そして、それを聞いたら、

もしかしたら直接会うことが出来ないかもしれないけど、

携帯電話一本で人と人の心がつながることがあるんだ、

その役割の一つが携帯電話だ。

人の役に立ち、人を幸せにすることが出来るのか携帯電話だって、

その機能ではなく、価値を、それが出来たときに、世の中がどう変わるのか、

それが出来たら、家族がどんな幸せになれるのか、

それによって、人と人がどんな風につながって、

世界が平和になるのか、それが価値だと思うんですね。

それを体験できるような形にしていく。

つまり、夢が実現したときに、

どんな素晴らしいことが起こるかを、体験的に見せていく。

とっても難しいことなんですが、

そういうものをみんなにお伝えしていきながら、

プレゼンテーションのあり方を説明ではなくて、

体験できるものにしていこう。

ところが、とっても難しいんです。

で、なぜ難しいのかというと、まず私は制約条件をいっぱい作りました。

まず、発表時間は、一人10分です。


(その7終わり。その8へ続く)





  

Posted by ドリプラ金沢大会実行委員会 at 12:40Comments(0)講演録

2010年06月29日

ある講演録 その6

(その5より続く)

一方、西は島根県から、そういう機会をいただいたんです。

7年前です。「しまね起業家スクール」っていうのが始まりまして、

そこでも相互支援でみんなが助け合えば、なんでもできる。

起業家っていうのは、みんなの力を集めて、

そして、自分も他人の力になってみんなで夢を実現していく人たちなんだよって。

そしたら島根県でも、400人以上の方々が、このスクールに参加していただいて、

みんなが助け合いながら、夢を実現していこう、

今日は、島根県からも、岩手県からも、たくさんの方々が来てくださっています。

そして、また、東京のスクールでもそういうことを始めまして、

でもうちの会社主催のスクールってひとつもないんです。

みんな自治体の方々が応援してくださって、

私はただ講師を務めているだけなんですが、

数えきれないくらいの方に参加していただいて、

じゃ、その夢を全部集めてそしていつか発表会をやってみたいなと

思っていたのが、今日の会になりました。

で、特にプレゼンテーションは、人を説得する、論破するものではなくって、

そういうものがあってもいいかもしれないんですけど、

僕は、人に感動を与えて、共感を与えていく、

そして一緒になってこんなことができたらいいよね、

どんな苦労も一緒にしたいよねって、

そんなプレゼンテーションの大会が出来たらいいなって。

どんなことかというと、

体験型のプレゼンテーションをやりたいなって思ったんですね。

それを皆さんに伝えてきました。

体験型ってわかりづらいんですけど、

できるかぎり説明をするのでなくって、

その価値や魅力をその場で実感できるようにするプレゼンテーションなんです。


(その6終わり。その7へ続く)








  

Posted by ドリプラ金沢大会実行委員会 at 12:37Comments(0)講演録

2010年06月28日

ある講演録 その5

(その4より続く)

そうすると、出来ないことって何もないじゃないですか。

相互支援っていうのがすべての人の夢を実現する、最高の方法じゃないかって。

だからスクールの中でもそれを実現する時間をとりたいんです、って。

岩手県は、なんでもいいよ、福島さんがやりたいことをやって下さい。

で、最後の発表会は、全員ではなかったですが、

毎回6名くらいの方に、夢を発表していただいて、

見に来た方全員でその人の夢を応援するカードを書くんです。

そして、夢を語った人をみんなが、応援して、激まして、もっとやる気にさせて、

あんなふうになったらいいなって、

大人が輝いて、大人が夢を語って、その頑張っている人をみんなが応援すると、

それを見た子供たちは絶対に夢を持ちたいって思うはずだし、

夢を持つ人を応援したいって思うと思うんですね。

で、そういうことをやっていましたら、本当に起業家をめざし、

起業家になって夢を実現しようって言う人がすごく増えてきて、

岩手起業家スクールは10年間やりましたが958人もの方が半年間、

僕の講座に参加して下さったんですね。

100社以上、実際に会社が作られて、

大きな会社になった会社も何社もあるんですね。

県の方々の努力もあって、昨年度、経済産業大臣賞、

地域活性化のモデル地域にもなっていったんですね。

で、僕はなんでもできるな、どんな地域でも、どんなことでもって。

(その5終わり。その6へ続く)





  

Posted by ドリプラ金沢大会実行委員会 at 12:33Comments(0)講演録